狂ったように

図書館に行っている。


誰かがいっていた


学校には行けなくても
図書館には行ける

明らかに義務教育中の僕を
黙って受け入れてくれた




それがいいかどうかは別として


わたしは、あまりにも

当たり前のことを知らなすぎた。


自分の家庭が異常であったことを

意識してから、非難ばかりしてきた。


自分の考え方が、おかしいと

思ったこともあったが

根本的にとてつもなく違うことを

自覚したのは、つい最近だ。


小学校四年生までの記憶が

ほとんどないのも

ずっと感じ続けてきた

家族への違和感も

自分に対する違和感も


すぅっと紐がほどけた気がした。


子は親を救うために心の病になる。


出会ったすべての子どもに伝えたい。

あなたのせいじゃないんだ、と。