発達のでこぼこ
子育て中の親の不安を煽る商売は儲かる。
発達障害ビジネスもそうだ。
さも最近の子供に多いかのようにうたい、
子どもの行動の断片だけ切り出し問題化する。
「発達障害が治る」なんて帯の本もある。
DNAを操作したのかといいたくなる。
脳機能障害と認めたくないというか
認識のない親は、その理由を外に求める。
これは社会が作り出した差別だ。
異物を見つけ出し均質化を求める社会の。
私は社会の異物であるという自覚は
以前からあった。
歳を重ねるにつれ、その自覚はより強固な
ものになった。
脳機能障害を学ぶことにより
軽度知的能力障害の存在を認識した。
そこから相手方を見る際に、その人の
脳機能障害、愛着形成の有無、
心理的発達段階を考えるようになった。
自分を知り、自分のありのままを受け止め、
周りに助けを借り、周りに感謝することができる。
そういう人間になること
子どもをそういう人に導くこと
私の今の目標はそれだけだ。