感覚を研ぎ澄ます

11歳の娘とアーティゾン美術館に行った。

 

鴻池朋子の個展が素晴らしかった。

生きていることを、生かされていることを

忘れてしまわないように

こわい気持ちと真っ正面から向き合える

強さを持ち続けてほしい。

 

その足で、藝大の美術館も訪れた。

娘にはすでに抽象的な表現を

受容するだけの感性がある。

 

わたしは辛い時、芸術に助けられた。

 

多様性を芸術から教わった。

 

感性を解き放ち、研ぎ澄ますことは

塾に行くより価値があると思っているが

本人にそれは言わないことにする。