息子の中学受験

娘の中学受験で、だいぶ情報を得たつもりであったが、これはこれは、男子はまるで勝手がちがう。

 

なにしろ男子校というのは、女子校と比べ

圧倒的に数が少ないのだ。

 

通学できる距離を考えて、

入試日程を書き上げて、

文化祭や説明会に足を運ぶ。

 

それがすぐできてしまうくらい

選択肢が少ないのだ。

 

私はその中でとても魅力的な学校を

見つけてしまい、息子にも是非

好きになってほしいと

学校に連れて行った。

 

息子はそのあまりに自由な環境に

中学校ってこんなに楽しいんだ!

と目を輝かせていた。

 

私がその学校を気に入ったのは

環境や校風はもちろんだが

なにより入試問題が素晴らしいのだ。

 

学ぶとは何か、好奇心をなにより

大事にする。対象にとことん向き合う。

合理的ではないかもしれないけれど

楽しい回り道。ぼーっとできる知的環境。

大学進学はその先にあるもの。

 

息子は、自分で決めたことは

とことんやる。

将棋もそろばんも、びっくりする

ほど打ち込んでいる。

 

彼が自分でこの学校で6年間学ぶ、

と決めて目標を達成できる環境を

整えたい。

 

男子校はとにかく、厳しい。