産前、出産、産褥、産後そして育児

いろいろな情報が飛び交う

妊娠〜出産〜育児



当たり前のように

女性はこどもを産んできたわけだが


なぜかそこには

とてつもない思いこみや

時代錯誤な迷信が

まかり通っているようだ。



初産婦にとっては


すべてがありがたい助言以外の何ものでもなく


ほぉ、ほぉ


とおじいさんのように顎に手をあてながら

ただただ感心するばかり。




しかし、よく聞く「当然」なことは

果たして本当にそうなのか。




初産婦にとって


出産に対する不安や緊張はもちろんだ


陣痛ってどんな痛みだ

10分間隔って、そんなの計れる余裕あるのか

外出してたら、荷物どーすんの

バースプランって、本当に尊重してくれるの

おまた切られちゃうの

なに、とにかくどんくらい痛いの????



謎だらけである。




しかし産まれた後の「育児」についてはもっと不安だ。


こどもの授乳は

夜泣きは

おむつは紙か、やっぱり布か

母乳はでるのか

沐浴は

一体、旦那の世話とかちゃんとできんのか

ふにゃふにゃの子供を前に

産後ウツになったら

犬の世話とか

犬がストレスでパゲになったら



とか、想像は尽きない。





妊娠初期は、とかく分娩と産後の育児に

スポットをあてて調べ、

満足していた。



買った本といえば、


「はじめての妊娠・出産」 学研暮らしの実用シリーズ
   武谷 雄二監修     学習研究社  1200円
 
「トレイシー・ホッグの赤ちゃん語がわかる子育て大全」
   トレイシー・ホッグ著  ブックマン社 3048円

「センスのいい子」の育て方
   宮崎 祥子著      双葉社    1200円




頂いたり、お借りした本は、


「7月生まれの赤ちゃんの本」 
   榊原 洋一監修     NHK出版  680円

「初めての育児」 新・生活便利シリーズ
   鈴木 五男監修  レタスクラブムック 1200円


まだ仕事もしていて

あまり出産を具体的にイメージせず

理想ばかりを追求して

ベビーグッズを買い漁っていた頃だ(笑)



しかし、産休に近づくにつれ

意識は自然と変わってきた。



とくに大学の友人に勧められた

NPO法人マドレボニータの活動を

知ったことが大きかった。



 吉祥寺に住んでいるから

 吉岡マコ先生のボールエクササイズとか

 参加できるからいいね


友人からそう言われて???マークの私。

インターネットで調べてみると

これはこれは

家の近くのスタジオで

エクササイズ教室が開かれていた。



さっそく、吉岡マコ先生とやらの本を探す。


「産前・産後のからだ革命」
    吉岡 マコ著   青春出版社  1400円


この出会いで

「産褥期」というものを初めて考えるようになる。



アロマセラピー

ラズベリーリーフティー

フラワーエッセンスも

おされでいいけど



実際、産んで育てるなんて言葉では

片づけられない

その過程の些事が

大問題であること。


妊婦は産んだその後から、母となり

一挙手一投足を気遣われるのは乳飲み子のみ。


大仕事を終えた女は、もはや以前のような気遣いを

うける対象ではないという現実。



そんな自分をセルフケアできるのは、自分だけ!


こころもからだも健やかに!


ってなわけで、


臨月ですが、もりもり大汗かいて運動し

寝っ転がってる時間を極力少なくして

腹の張りもなんのその!

という妊婦を目指しております。



産褥期については

ただ安静にしろ

水は触るな

布団の上からなるべく動くな



など、むちゃむちゃ重傷なイメージがありましたが


「産褥記」
   吉田 紫麿子著  マドレブックス 1200円


を読んで、他人に頼って心から感謝することが

どれだけ産後の精神衛生上よいのかということを

身に染みて感じたのでした。



ついでに

「産後白書 −産後のカラダとココロ実態調査−」
   NPO法人マドレボニータ 産後白書プロジェクト
                    500円

なんかも読んでみて、

産後のイメージが具体的に

見えてきたように感じている

今日このごろです。



もう、いつ産まれてもおかしくない週数ですので


この出産、楽しんで

やり尽くしたいと思っております。


 
 産んだら20年は、自分の時間はないよ、、、


なんて、妊娠したばかりの友人に

言わないくらい前向きかーちゃんに

なれるよう、努めたいと思います。



と、かーちゃんは決意してるのに


とーちゃんはまだ一向に帰ってくる気配はありません。