ただ、おもしろい、ということ

バートンの
「せいめいのれきし 改訂版」(岩波書店)
を息子が気に入ってしまい
毎晩読んでいるので
そろそろ次のステップを
と考えていたところ、
国立科学博物館
キッズスペースで出会った本が
アニマリウム(汐文社)だった。


完全に親の私の一目惚れだが、
巻頭にある系統樹のマンダラが
ページをめくる好奇心を
最大限に沸き立てる。


自然科学

学問として出会わずに
ワクワクする身近なものとして
対面してほしい。


私が好きなものしか
けっきょくは熱量をもって
伝えられないから

ほんものしかこどもには
伝わらない。


でも、4才には伝わっていて
節足動物」「メガネウラ」
なんてワードが定着している。


ほんものは、おもしろい
おもしろいから、きく
きくから、わかる
わかるから、おぼえる
おぼえるから、つながる


私は節足動物なんて
中学受験の塾の
文字だけのテキストで
出会った。


こんなのいやだった!
が、いつも原動力。