昨日みたテレビ

木下晋という画家が

らい病を患い70年以上
隔離された施設で
その生涯を終えた
桜井哲夫さんを
描くドキュメンタリー
であった

らい病になり
手足が形を変えていくなか
特効薬が発明される前に
左目を摘出

手先は指がわずかに
残り、杖をついての歩行


まもなく三才になる娘は
廊下を歩く桜井さんの
映像をみて

なんでおめめがないの?

と繰り返し私に聞きました


私は
ハンセン病のことを
知りうる限りの説明を
理解できるかは考えず
何回も言いました


なんで?なんで?
が口癖の娘は、何回きいても
不思議そうに
なんで?
と聞きます


娘とこの番組を
最後まで見ました。 

よく知らないことで起きる
差別や偏見は、もってほしくない。

親が逃げて目を背けていたら
子供にも伝わるにちがいない。

みんなちがって、みんないい

金子みすずのいうとおりだ。